パースへ来ようと思った経緯を教えてください
私は高校まで関東で育ち、慣れ親しんだ場所で充実した日々を過ごしていましたが、大学受験をきっかけに人生設計が激変。
残念ながら希望していた大学への入学は叶わず、父の助言もあり、心機一転、福岡の大学に進学することに。
大学生活は楽しかったものの、就職活動時期が近づくにつれて人生への不安が大きくなっていきました。「人として成長したい気持ちはあるけど、このままの大学生活でいいんだろうか。」「この生活で就職活動に活きる何かは得られるのか。」
パースに留学中の親友に相談したところ、「まずパースに来い」、と言ってくれて、 迷わずチケットを手配しました。
右も左も分からない土地だけど、日本人が少ないこと、何より親友がいる事で、気持ちはすぐに固まりました。
実際にパースにいらしてみていかがでしたか?
実はその親友がACCセンター長の岡さんにお世話になっていて、その流れで紹介してもらい、ワーキングホリデービザでパースに来ました。
まず生活のリズムを作るためにも語学学校に通い始めました。
日本の縦社会が厳しい中で育って来たので、正直年が違うだけでも最初は違和感がありましたが、気づけば年齢も国籍も関係なく友達が増えていることに自分が一番ビックリしました。
語学学校を卒業する日には、フロアいっぱいに友達が駆けつけてくれて、お祝いしてくれたことは今でも記憶に新しく残っています。
パースに来てみて、ご自身に何か変化はありましたか?
日本人同士の付き合い方、自分の考え方にも良い変化がありました。
日本だったら話もしなかったような世代や仕事、生き方の人と出会え、日本では気づきもしなかった経験が出来たことも目から鱗でした。
1年間のワーキングホリデーを終えて、日本に帰国し、就職活動に臨みましたが、海外に出たからこそ改めて日本の良さも実感できたし、 日本の文化の何かに関わっていきたいと思うことができました。
おかげさまで第一希望の九州を地場にしている企業から内定をもらうことができました。
留学を終えて今思うことは?
パースでの経験は自分にとってはコンプレックスの昇華であると同時に、自分を受け入れる事に結果なった、と感じています。
だからこそ、今を受け入れられて、大変な時でも過去に紐づけてクヨクヨせずに前を見ていられるようになりました。
だから、コンプレックスになりそうなこと、今の自分に悩んでいる人こそ留学やワーキングホリデーで海外に出て欲しいですね。
外の世界を見る事で、自分に気づける、受け入れられるようになると思います。