留学•就職体験談
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「もうダメだ」と思った時が
本当のチャンスでした

小山 明さん

AKIRA KOYAMA

  • 留学先: WAIFS(ウェイフス)
  • コース: ビジネス
    Diploma of Business
  • 留学期間: 2011年7月〜

留学のきっかけを教えてください

2006年に妻からの勧めもあり、家族でケアンズに海外旅行に行きました。この旅行を通して、いつもは日々の生活に忙殺されて忘れていた「いつか海外で生活したい。」という思いが再燃しました。

そこで、まず自分でオーストラリア移住にあたって調査を開始。自分のこれまでの配管工という職種・経験を活かせば、語学力さえ証明できれば永住できる可能性が高いことが分かり、すぐに観光ビザで渡豪、3ヶ月間英語の勉強をしながら現地情報や配管工の資格の移行についての下調べ等を行いました。

その後の永住ビザ取得までの道のりを教えてください。

3ヶ月後、一旦日本に帰国して無事英語のテスト(IELTS)は基準をクリアすることができました。あとは永住ビザのスポンサーになってくれる職場探しだけ、というところまで来れたので、再度学生ビザで渡豪し、勉強をしながら早速スポンサー先探しを開始しました。

できることはすべてしようと、自転車を電車に乗せてでも、実際行ける会社はほぼ全て訪問しました。300件以上の会社にメールを送り、パース近郊だけでも50社以上を訪問し、その中で数は決して多くはありませんでしたが、トライアルのチャンスをもらえることもありました。でもなかなかスポンサーになってくれるところは見つからず・・・。ある程度チャンスがありそうな会社は、3回以上訪問するなどして機会を待ちましたが、それでも進展はなし。就職活動の過程で見つかったアルバイトでどうにか生活していましたが、日本への仕送りもあり、日本から持ってきたお金も底をつきはじめました。

もう諦めて帰国しようと思い、報告がてらお世話になっていたACCに顔を出したのですが、「これから夏で仕事も増えてきますから、もしまだ出来るなら、最後にこの夏にかけてみませんか?」というアドバイスをいただき、オーストラリア最後の夏となる覚悟で再度就職活動を開始しました。


夏が本格化する頃、偶然ニュージーランド人の友人から紹介してもらった仕事先でビザスポンサーのチャンスが!シフトが辛い時もありましたが、本業の配管工以外の仕事も積極的にこなしていき、会社の社長さんとの信頼関係を築くことができました。夏まで頑張って、本当に良かったと思っています。

パースでの生活はいかがですか?

永住ビザが認可になった後、ようやく妻と子供達を呼び寄せることができました。大好きなパースの生活を楽しんでいますが、今思うことは、ビザを取るのも大変でしたけど、ビザが取れてからが本当のスタートだということ。

今後は、プール付きの豪邸と新車のJeepを買って家族により良い生活を提供したいと思っています(笑)。