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留学後5年滞在可?!オーストラリア就職•永住したいならパース大学院留学

こんにちは、オーストラリア•キャリアセンター(ACC)のMikaです。
当ウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

悩む人

オーストラリアで留学後、現地で就職したいです。できるだけ長く滞在する方法はありますか?

今日はこんな疑問にお答えします。

本記事はこんな方におすすめ

  • オーストラリア留学後、現地で就職または永住権を取得したい
  • オーストラリアで大学院留学を検討している
  • オーストラリア留学後の就職や永住•移住の可能性を知りたい

本記事の信頼性

3年半の留学について赤裸々に語っている留学体験談は、おかげさまでたくさんの皆さんから共感をいただいています。

ACC Mika

オーストラリア留学後に現地就職したい、と考える方はとても多く、ACCにもたくさんご相談をいただきます。

オーストラリア就職の壁として、英語力や実力社会で経験が問われることなどがありますが、それよりも何よりも大きな壁となるのが、留学後オーストラリアに滞在かつ就労ができるビザを確保すること。

何もない状態から会社スポンサーをしてもらってビジネスビザを申請するのは至難の業ですし、やはりビザがオーストラリア就職を阻む原因となっていました。

しかし、新型コロナウィルスの影響を受けて、移民省は各ビザの基準を留学生に優しい方向へ徐々に転換していっています。

今回はそんなオーストラリアのビザの最新情報をもとに、オーストラリア就職や永住•移住につながる留学とその後の滞在方法について詳しく解説していきます。

オーストラリア就職•永住のキーポイントは「卒業生ビザ」の活用

オーストラリアでは、一定のコースを修了かつその他の条件を満たす方へ向けて、学校を卒業後に申請できる「卒業生ビザ」を用意しています。

関連記事
オーストラリアの学校を卒業後に申請できる「卒業生ビザ」って何?

オーストラリアで留学するだけでなく、その後に就職したい、永住(移住)したいという方の、留学後の可能性を広げてくれる通称卒業生ビザについて、提携のビザコンサルタントからの最新情報をもとに丁寧に解説します。

2021年12月1日以降に認可された卒業生ビザに関しては、滞在期間が延長されるルールが発表されていて、

  • 専門学校を卒業した場合:卒業生ビザの滞在期間が18カ月(1年半)24ヶ月(2年)に延長
  • 大学院を卒業した場合:卒業生ビザの滞在期間が24カ月(2年)36ヶ月(3年)に延長

となりました。詳しい変更については下記の記事を参考にしてみてくださいね。

関連記事
【2021年最新】オーストラリア留学後現地就職したい方必見!卒業生ビザの変更点まとめ

オーストラリアに現在留学中の方、これから留学したい方で、その後のオーストラリア就職や永住•移住も視野に入れている方必見!オーストラリアの学校を卒業後に申請できる、卒業生ビザのルールが留学生に優しい方向に変更されました!変更点を詳しく解説します。

この卒業生ビザを活用することで、留学後にオーストラリアに滞在でき、就労制限も特にないので、就職や永住へ向けたスポンサー探しなどに活用することができます。

パースで大学院留学をすれば、2回目の卒業生ビザの申請が可能に

上記で紹介した卒業生ビザは申請者一人につき一度だけ申請ができるビザです。

しかし、卒業生ビザには「Second Post-Study Work Stream セカンド•ポストスタディ•ワークストリーム」と呼ばれる特別なカテゴリーがあり、該当する方は例外的に2回目の卒業生ビザを申請することができます。

この2回目の卒業生ビザが認可になると、オーストラリアにさらに1〜2年滞在することが許可されます。

つまり、オーストラリアの地方エリアにある大学院で2年間勉強することで、留学後オーストラリアに最長5年滞在することが可能になります。

このSecond Post-Study Work Streamを申請するための主な条件は、

  • 1回目の卒業生ビザを大学•大学院で2年以上勉強した場合に申請できるPost-Study Work Streamで申請し、そのビザが有効な状態であること
  • 指定された地方エリアの大学•大学院で勉強し、卒業していること
  • Second Post-Study Work Stream申請前の直近2年間を指定された地方エリアで居住していること

移民省ウェブサイト(英語)

2021年12月現在、ACCが本社を構えるオーストラリアのパースはこの地方エリアに指定されているので、パースにある大学院で勉強すれば、パースの市内中心部に住んでいても、2回目の卒業生ビザの申請が可能になります。

2回目の卒業生ビザはシドニーやメルボルン、ブリスベンなどの大都市では申請ができないので、地方都市ならではのメリットと言えます。

ACC Mika

まとめ

今回は、オーストラリアで留学後に申請できる卒業生ビザを活用したオーストラリア留学後の滞在方法をご紹介しました。
卒業生ビザをの期間を最大限利用することで、オーストラリア就職を実現したり、永住や移住へ向けての準備を進めることが可能になります。

パースのような地方エリアで留学をすれば、さらに滞在期間を伸ばすこともできますので、オーストラリア留学を検討中の方は都市選びも慎重にしてみてくださいね。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

※今回のブログの内容は、ACC提携のビザコンサルタントに確認の上、一般的な解釈について述べています。上記情報は移民省の都合により予告なく変更となる可能性がありますので、予めご了承ください。また、個人個人のビザの取得の可能性はそれぞれの状況や条件によって異なりますので、具体的なご相談をご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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