こんにちは、オーストラリア•キャリアセンター(ACC)のMikaです。
当ウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
留学先としてパースも候補の一つになっているのですが、パース留学のメリットを教えてください。
今日はこんな疑問にお答えします。
本記事はこんな方におすすめ
- オーストラリア留学で都市をどこにするか検討している
- パース留学に興味がある
- 実際にオーストラリア、パース留学した人からのリアルな情報を聞きたい
本記事の信頼性
3年半の留学について赤裸々に語っている留学体験談は、おかげさまでたくさんの皆さんから共感をいただいています。
留学を検討中の方が一番と言っていいほど気になるのが、どこの国•都市で留学をするか、ではないでしょうか。
決め手は人それぞれですが、実際に留学をしたことがある人がどんな風に留学先を選んだのか、気になりますよね。
今回は、オーストラリア国内、国外の複数箇所で留学経験がある下記3名にそれぞれの都市の特徴と、ACCの本社があるパースを最終的に留学先として選んだ理由をインタビュー形式で伺いました。
アメリカ、オーストラリアの複数都市を滞在後、パースの語学学校Milnerでケンブリッジ検定コースを修了。
これまでの留学先:アメリカ(サンフランシスコ)、オーストラリア(イニスフェル、ゴールドコースト、パース)
カナダ、オーストラリアの複数都市を滞在後、パースの専門学校WAIFSでチャイルドケアコースを修了。
これまでの留学先:カナダ(バンクーバー)、オーストラリア(ゴールドコースト、メルボルン、パース)
ACCセンター長。シドニーとメルボルンでのワーキングホリデー及び学生ビザで留学後に調理師として自力で永住権を取得、パース在住歴13年。
これまでの留学先:オーストラリア(シドニー、メルボルン)
目次
他の都市、または国での留学を経験した上で、パースを選んだ理由は?
Izumiさん:街のサイズが大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいいと思いました。旅行でシドニーとメルボルンに行ったことがありますが、私には大きすぎると感じましたね。また、ゴールドコーストにも滞在したことがありますが、パースの方が日本人が少なくて、勉強意欲の高い人が多いとう印象があります。
Naomiさん:私は優しい人が多くて生活がしやすいことが大きな決め手でした。パースに来たばかりの頃、右も左も分からない中、バスの運転手さんにたくさん助けてもらって、人の温かさを実感しました。
Otto(ACCセンター長):私はシドニーとメルボルンに2年ずついましたが、パースの湿気が少なく安定した気候は留学生にはもちろん、長く生活していく上でもとても重要な要素になっています。真っ青な透き通った空には毎日癒されますね。
他の国•都市とパースの違いを教えてください。
仕事(アルバイト)の見つけやすさや時給の違い
Izumiさん:ゴールドコーストではアジア系のレストランなどでの仕事は見つけやすかったですが、時給はあまり高くなかったですね。
Naomiさん:カナダのバンクーバーにいた時は時給が$10くらいで、日本食レストランの仕事が多かったです。メルボルンでは時給がゴールドコースト同様あまり高くなく、働ける時間が短かったので正直なところ生活は大変でした。パースは季節によって仕事の数が増減するので、最初こそ見つけるのが大変でしたが、留学中はクリーナーの仕事をしていて、時給が良くて貯金もできました。パースでローカルの仕事を見つけられれば時給が$20(約1,600円)以上は当たり前、と言えるのではないでしょうか。
Otto(ACCセンター長):パースはアルバイトを探す時に一定レベル以上の英語力がないと見つけるのが難しいと感じる人が多いですが、一度見つかれば時給は高いことが多いので、学生にとってはかなりメリットがあります。2021年11月現在、新型コロナウィルスの影響で人手が不足していて、時給が$30(約2,400円)なんてことも多いようです。
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地元の人との交流や各都市にいる人の国籍の違い
Izumiさん:アメリカの留学先では地元の人が多かったのですが、あまり交流を持つことはありませんでした。ゴールドコーストも留学生や観光客が多かったです。
Naomiさん:バンクーバーもメルボルンもアジア人が多いという印象でした。私は今まで行った都市の中でパースが一番国籍の偏りが少なく、地元の人ともフランクに話せると思います。
Otto(ACCセンター長):パースも都市としてどんどん大きくなってきていますが、困っている人がいれば助けたり、お店の人やバス運転手に「Thank you!」と声をかけたり、一人一人を大事にしている印象があります。
交通手段や交通費の違い
Izumiさん:パースでは無料巡回バスの「キャットバス」の範囲内に住んでいて、学校へ行くのにも交通費はゼロ。無料バスはパースならではのサービスで、とても助かっています。
Naomiさん:私も学校へ行く時にはキャットバスを使っています。アルバイトにはバスを使っていますが、パースでは留学生でも学割が効くので他の都市と比べても交通費をかなり抑えられて助かっています。
Otto(ACCセンター長):シドニーのように24時間走るバスはありませんが、留学生でも公共交通機関で学割が適用されるのはパースならではの魅力です。
治安の違い
Izumiさん:アメリカ留学中には銃撃事件のニュースを耳にすることもありましたが、ゴールドコーストもパースも治安は悪くないと感じました。
Naomiさん:カナダは銃規制はありましたが、個人的にはパースの方が安心感があります。もちろん、どこの国にいても日本ではないので、夜道を一人で歩かないなど基本的なことは気をつけたほうがいいと思います。
Otto(ACCセンター長):パースで長く生活していて、過ごしやすいと実感しています。どこにいても治安が悪いエリアはあるので、ちょっとしたことに注意すれば、安心して留学生活を送れると思いますよ。もう一つパースの良いところとしては、地震や津波、洪水などの大きな災害が非常に少ないことです。
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生活費や食費などの物価の違い
Izumiさん:パースは家賃は思ったほど高くなかったです。物価は東海岸より少し高い印象がありますが、アジア•日本系食品はパースのほうが断然安いです。
Izumiさん毎月の生活費:$710/1ヶ月(約56,800円) ※食事はほとんど自炊、交通費はなし
家賃(光熱費込)$560 / 食費$120 / 携帯$30
Naomiさん:バンクーバーは家賃は高くなかったのですが、チップ文化なので外食が高かったです。あとものによって税金の率が違くて、税抜き価格で表示されているので、買ってみると「意外と高い…」なんてこともありました。ゴールドコーストとメルボルンは家賃が高い割にはアルバイトの時給が低かったので、生活していくのがやっとでした。パースでは家賃はそこまで高くなく、時給が良いので貯金もできました。
Naomiさん毎月の生活費:$820/1ヶ月(約65,600円) ※食事はほとんど自炊、交通費はアルバイト時のみ
家賃(光熱費込)$640 / 食費$120 / 携帯$30 / 交通費$30
Otto(ACCセンター長):10年ほど前はパースもかなり物価が上がった時期がありましたが、今はかなり落ち着いて、特に家賃は東海岸に比べても安い方だと思います。学割などを上手く使えばコストを抑えられるのも留学生にとって嬉しいポイントですね。
オーストラリアのパースに来て一番良かった、と思うことを教えてください。
Izumiさん:パースはもちろんビーチがきれいですが、他にもキングスパークやスワンリバーなど、街の中心部にもリラックスできる場所がたくさんあって癒されます。
Naomiさん:やっぱり人がとても優しいことです。困ったことがあっても助けてくれるので、最初は不安も多い留学では大きな安心材料になると思います。
Otto(ACCセンター長):その人の年齢や性別、職業などは関係なく、とてもフラットに人としてリスペクトしてくれる文化が根付いているので、生活がしやすいと感じますね。
オーストラリアのパースはどんな人にオススメですか?
Izumiさん:落ち着いた環境で勉強に集中したいと思う人や、地元のオーストラリア人との交流を深めたい人にオススメです。
Naomiさん:日本人が少なく、治安が良い環境で勉強したい人にぴったりだと思います。
Otto(ACCセンター長):日本で一生懸命仕事をして疲れてしまった人。せかせかしていないので、リラックスできると思います。
オーストラリアのパースには他都市と違う魅力がたくさん!
今回はオーストラリア国内、国外の複数箇所で留学経験がある方にそれぞれの都市の特徴と、ACCの本社があるパースを最終的に留学先として選んだ理由をインタビュー形式で伺いました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!