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【パース留学日記02】トラウマと英語ストレス

こんにちは、ACCキャリアコンサルタントのMikaです。

【パース留学日記01】語学学校初日の挫折と自信喪失の通り、とてもショッキングな留学初日を迎えた私ですが、このことが原因でしばらく「英語ストレス」を抱えることになりました。

ガチガチ脳で英語が全然出てこない

かなりビビリで小心者な私は、初日に直面した私以外のクラスメートは良く英語を話せる、自分だけが話せない、という厳しい現実から、勉強を頑張らねば!!という危機感にも似た気持ちは強く持つようになったものの、初日の緊張感が取れずに、そのまま気持ちもガチガチに固くなってしまいました。

というのも、友達と話をしていても、

  • 「あれ、この言い方合ってるのかな?」
  • 「こう言うにはどうすればいいんだっけ、、、わからなくて話せない!!」

ということばかりを気にして、会話に集中できなくなっていました。それと同時に、うまく話せない、言葉が出てこない自分への苛立ちも相当感じていました。

ちょうどそんなとき、私は当時パースに来たばかりということもあって、ホームステイをしていたのですが、そのホストマザー(60歳くらいのおばあちゃん)に、

「あなた最近何かあった?1、2週間前は英語をとても流暢に話していたのに、今のあなたはいつもmumbling(もごもご話すの意味)してるわ。」

と言われました。

自分の今の状況を的確に表現されてしまい、これまたショックでした(苦笑)。

その後ホストマザーに学校初日の出来事を伝えながら、自分の気持ちを表現しているうちに、

自分は間違えるのを恐れて英語を話せなくなっていた、「正しく話さなければいけない」という気持ちで自分自身を縛り付けていた

ということに気づきました。

これは良く言えば真面目、悪く言えばものすごい完璧主義な私の性格がもろに焦りとなって出ていた証拠です。

「英語ストレス」を感じてから気づいたこと

誰しもが私と同じように感じる訳ではないと思いますが、日本人はどちらかというと学校での勉強の中でも間違い=良くないこと、ひいては恥ずかしいこと、だから間違ってはいけない、間違うことを避けるために発言しないという風潮があるのではないでしょうか。

私はひたすら「間違えちゃいけない」「間違いたくない」という自分の緊張や焦りばかりを気にしていましたが、ふと冷静になって私以外のクラスメートを見てみると、間違いなんか全く気にせず、とにかく自分の知っている単語を言ってみたり、自分の意見や気持ちを伝えようと一生懸命話そうとしていたんですよね。

実はこれが英語力をアップするために一番大切な心構えだと、自分の経験を通して実感しています。

もちろんこれは文化的な背景や、育ってきた環境などにもよりますから、一朝一夕でどうにかなる、ということではないかもしれません。

しかし、オーストラリア人はとてもフレンドリーで親切ですし、間違いなど気にしていません。
むしろ、一言二言話せばネイティブでないことぐらいわかりますから、間違うことなど当然だと思ってくれています。

【パース留学日記01】語学学校初日の挫折と自信喪失で、クラスメートから「全然わかっていない」とはっきり言われた出来事を記しましたが、彼も悪気があった訳ではなく、物事をはっきり言う文化だということと、当時彼も私と同じくらいの英語レベルだったので、積極的に話そうとはしていましたが、他の表現を知らずに直接的にしか言えなかった、というだけでした。

スピーキングは話す他に伸ばしようがないですが、ほとんどの日本人はこの練習をしたことがない、または練習する機会が非常に限られているので、最初に話すことへの大きな壁がある。
でもそれは間違いを恐れない気持ちを持ち、克服していくしかありません。

もし、私と同じように悩んでいる人がいれば、

大丈夫です。間違ってもいいし、むしろ間違った分だけより早く、着実に英語力が身についていきますので安心してください。

間違うことよりも「どうなっていきたいか」という自分の目標や理想の方に目を向けて勉強を頑張ってみてくださいね。

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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